毎年、梅雨の時期から真夏にかけて発生する天敵・・・そうです。
「蚊」です。
ただでさえ寝苦しいこの季節なのに、やつらの耳元での「ブーーーン」という音で眠れない。
そして、気付いたら足首のあたりが刺され痒い。
考えるだけでもぞっとするし、本当にストレスになりますよね。
さらには、耳音で羽の音がしたのに電気をつけると蚊の姿がない・・・。
なんてこと、誰もが経験されたことがあるかと思います。
その結果、見つけるまで寝れなくなり、次の日寝不足になってしまうことも。
今回は、天敵「蚊」に寝ている時に刺されないようにする為にはどうしたらよいのかご紹介したいと思います。
蚊の種類と特徴
日本に生息している代表的な蚊はこの2種類
白黒の蚊(ヒトスジシマカ)
茶色い蚊(イエカ)
それぞれ特徴を見ていきましょう。
ヒトスジシマカ(別名:ヤブ蚊)
あの気持ち悪い、白黒模様の蚊です。
こんな特徴があります。
- 昼間、薄暮に活動
- 体長は約4.5mm
- 体が黒色で、胸背の中央に白色の1本の縦線
- 最も代表的なヤブカ類。
アカイエカ
夜寝ているときに刺されるのは、ほぼアカイエカと思ってもいいくらい、夜に活動します。
こんな特徴があります。
- 飛行能力が高い
- 夜間が中心
- 暗いところを好む
- 体長は約5.5mm
- 灰褐色で胸背部は橙色
- 北海道〜九州まで分布
- 日本脳炎を媒介する可能性
なぜ蚊は血を吸うのか
蚊の吸血行動は気温が15℃になれば始まり、26~31℃で最も活発化するのが一般的です。
ふだんは樹液や花の蜜を吸っていますが、メスだけは産卵のために血液が必要となるのです。
蚊に刺されやすい人の特徴
産卵時の蚊はヒトや動物の排出する
二酸化炭素・体温・湿度・汗に含まれる乳酸などの揮発性物質などに反応して
吸血行動のターゲットを決めています。
- 運動直後のスポーツマン
- 体温が高く汗をよくかく人
- ある種の体臭がある人
- 妊婦
- 飲酒後(アルコールが分解されるときに二酸化炭素が発生するため)
- 化粧品や香水などをつけている人
- 黒色の服を着ている人(蚊の色覚は白と黒の2種類あり、黒色を好む傾向あり)。
上記にあてはまる人は要注意です。
寝ているときに刺されにくくするための対策
蚊取り線香&扇風機
一番簡単に対策できるのは「蚊取り線香&扇風機」です。
しかし、家の中で蚊取り線香を焚くのは抵抗ある方が多いですよね。
そんな時は扇風機を回すだけでも効果は期待できます!!
実は、扇風機の強い風によって人間を感知する毛状感覚子の働きを混乱させることができるんです!
ベープ等の置き型防虫剤
ベープは素早く薬剤を部屋に拡散するのでおススメです。
最近では電池式のものや、静音設計、省エネ仕様のものが発売されております。
スプレー式防虫剤
私が愛用してるのは部屋の中でワンプッシュするだけで朝まで効くというものです。
これを使い始めてからは、朝まで蚊に刺される事なく、快適に寝ることが出来るようになりました!
足を清潔にする
蚊は人間の足に多くいる常在菌を好みます。
この常在菌は、アルコールペーパー等で足を拭くことで低減させることができ、蚊が寄り付きにくくする効果もあるようです。
蚊を見つけた時の退治方法
蚊を潰すとき、
「手を横にパチン」しますか?
それとも、
「手を縦にパチン」しますか?
正解は手を「縦にパチン」です。
理由としては、蚊は上下の動きは得意なのですが、左右の動きは苦手という性質があります。
そのため、縦にパチンとハンバーガーのように潰すことで蚊を90%以上の確率で仕留めることが出来ます。
私もこのやり方を知ってから、まるでハンターのように仕留めております。笑
見つけた時は、蚊を徹底的に追いかけまわしたい気持ちはありますよね。
でも蚊の動きは思ってる以上に早いので、ここはじっと自分の近くに寄ってくるのを待ちましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
蚊の特性をしっかりと把握し、対処方法もお分かりいただけたのではないかと思います。
毎年「蚊」に悩まされている方は、
是非この記事を参考に、今日から試してみてくださいね。
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